足し算よりも引き算を意識したデザインを!

何かをデザインするとなると、つい様々な情報や要素を詰め込みたくなってしまうのではないでしょうか?例えばチラシを作る場合、すべての情報を余すことなく配置しないと伝えたいことが伝わらないのではないかと不安になることがあると思います。しかし、スペースが限られているからと言って詰め込みすぎは可読性を損ない、読み手は「読みたくないな」と感じてしまうこともあります。良かれと思って詰め込んだ情報が全く伝わらなければ元も子もありません。そこで今回は、デザインの引き算に焦点を当ててお伝えします。

なぜデザインは引き算が良いのか

上述したように多くの情報が詰め込まれていると見栄えが悪く「見たい」「読みたい」という気持ちになりません。すべての情報を詰め込むよりも本当に伝えたい情報を精査し、すっきりと配置させることを最優先にしましょう。このことはデザイナーだけでなく非デザイナーにとっても大変重要な考え方です。例えばプレゼン資料を、パワーポイントなどを用いて作成する場合、一つのスライドにたくさんの要素を詰め込まない意識が必要になります。

引き算を意識することのメリットは見やすさや読みやすさだけにとどまらず、操作性にもかかわってきます。身近なものでいえばアプリゲームなどです。シンプルなデザインにすることで、操作に困ることが少なく直感的にゲームを楽しむことができると思います。また、引き算をすることで、大切な情報が埋もれてしまうこともなくなります。本当に伝えたい情報だけ配置することを意識しましょう。

デザインの自分ルールを持とう!

引き算というのは「簡素化」の作業なので簡単な作業に思われるかもしれませんが、情報やサービスをユーザーに合わせて厳選していく必要があるため意外と容易ではありません。そこで少しでもデザインで迷わないためのコツとして自分なりのデザインのルールを事前に決めておくことがポイントとなってきます。

【バナー広告を作成する際の自分ルールの例】
・〇は一つしか使わない
・フォントは2つまで
・色は3色使う

これは筆者の私がデザインをする際に意識しているルールです。〇で囲む部分を一つにすることで強調するべき情報をわかりやすくします。また、フォントを統一させることも引き算のデザインにおいてとても大切です。一見細かいルールのようではありますが、この3点を守るだけでも見やすいデザインになります。

操作性の良い業務システムを!

業務システムは仕事をするうえで毎日のように使うものです。わかりやすく操作がしやすいデザインにするためには引き算の意識が必要不可欠でしょう。また、業務システムを選ぶ際には操作性の良さを優先しましょう。

エイ・エヌ・エスではUI/UXの観点から使いやすさに特化した業務システムの構築を行っています。業務システムにおいて、操作性の良さや見た目の分かりやすさは生産性を上げる一つのカギでもあります。ぜひお気軽にご相談ください。

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