コロナ禍で生まれた新しいビジネス方法

新型コロナウイルスの感染拡大により、テレワークによる在宅勤務が幅広い業界で採用されています。

今までの生活様式から一変し、企業はウイルスとの共存を見据えて、新しいビジネス方法を検討していく必要があるかもしれません。では、新しいビジネス方法とはどういったものがあるのでしょうか。

テレワークが導入され始めてから新しく動き始めているビジネス方法は、

・リモート医療

これまでも、在宅介護の診療に活かせるのではないかと注目されていたリモートでの診療や医療相談。コロナ感染のリスクを減らすための方法として、また医療従事者不足の解決方法としても期待されており、これからますます普及していくことが予想されます。

・オンラインフィットネス

外出自粛やテレワークでの在宅勤務により、運動不足の人も多いのではないでしょうか。「ちょっとしたリフレッシュに」と、ニーズが高まっているオンラインフィットネスサービス。ジムに行くのは、感染リスクがあるという人が多いことから、多くの事業者がオンラインフィットネスサービスをスタートさせています。

・オンライン商談会

多くの人が集まるイベントや展示会での活動は、今までよりも難しくなることが予想されています。そのため、現地に行かなくともオンライン上にて売買が成立する、生産者と購買者を繋ぐオンライン商談サービスがスタートしています。

・オンライン学習サービス

コロナ以前からオンライン学習システムの普及に向けて動いていましたが、コロナの拡大により加速しました。まだ、現時点では義務教育のオンライン学習の取り組みは難しいようですが、今後各家庭の環境整備などが進めば、オンライン教育サービスは普及していくことでしょう。


基本的に、対面ということはなくすべてオンライン上での事業となっていることが分かります。これからの時代、社内はもちろん、自宅でもオンラインの環境を徹底的に整備する必要性が出てきているように感じられます。

ギグワーカーとは?

コロナウイルスの流行による雇用環境の悪化や在宅勤務の普及などにより、ギグワーカーという働き方が増加傾向にあるようです。「ギグ」とは、音楽用語で「ライブハウスなどで行われる短いセッションや演奏」のことを指します。ここから派生して生まれた、単発もしくは短期の仕事をする人たちのことを「ギグワーカー」と言います。

ギグワーカーは、クラウドソーシングを通じて、ネット経由で企業や個人からの仕事を請け負う働き方で、場所や時間、組織に縛られずに暮らす方法として選択肢の1つになりつつあるようです。

具体的にギグワーカーとは、

・Uber Eatsの配達員

・Webデザイナー

・コンサルタント

などがあります。 クラウドワーカーやフリーランスとの線引きが曖昧なところもありますが、新しいビジネス方法として注目されています。

時代に合った対応を

新型コロナウイルスの影響により、今までとは大きく生活様式や働き方が変わった2020年。新しいビジネスは今後の事業の核となるかもしれません。変化の多い時代だからこそ、新しい事業方法を取り入れ、時代の変化に合った対応をしていきましょう。

オンラインやテレワークでのビジネスは、今後も継続していくと予想されています。
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