スマートフォンや生活面で意識されることが増えてきているUI/UX。画面のデザイン制作をしている方には当たり前の言葉かもしれません。
UIとは、ユーザーインターフェースのことで操作画面に表示される情報の表示方法のルールや、データ入力方式のルールのことです。 画面のUIデザインが優れていると、ユーザーはマニュアルに頼ることなく直感的に作業を進めることが出来ます。このため、業務システムにおける画面のUIデザインは、社員の生産性を高める上で重要な役割があると考えられます。
一般的に、多くの社員が業務システムに毎日莫大なデータを入力するものです。いかにすみやかにデータ入力が出来るかは、入力フォームのデザインにかかっているといっても過言ではありません。しかし、業務システムは社内で使うものがほとんどのため、UIデザインを重要視している業務システムは少ないと思われます。
自社の業務システムを思い出してみてください。
どのような画面になっていますか?ユーザーがマニュアルに頼ることなく直感的に作業を進めることが出来ていますか?
社内システムだからこそ、デザインでシステムの使い勝手を良くすることで社員の業務効率化を目指して生産性を上げていくことが出来るのです。社員の業務効率が上がり、社員からシステムの高評価を得るにはどのような業務システムが必要なのでしょうか。
見た目の良さも大切ですが、それだけではなく直感的に情報と業務を結び付けることが大切なのではないでしょうか。 業務システムを開発するにあたって、ユーザビリティ(使いやすさ)を念頭にUIデザインを行うことが必要です。業務システムのUIは、「画面の見やすさ・分かりやすさ」のデザインが大切なのです。「画面を見ただけで、操作方法がだいたい分かる」というシステムであれば、マニュアルを見る時間は最短で済み、生産性に大きく貢献できます。また、UI設計の段階で、仕様書にルールを盛り込みシステム全体のUIに一貫性を持たせることも大切です。
最近では、webシステムを利用した業務システムも増えています。Webシステムはブラウザ経由で業務システムにアクセス出来るため、多くの拠点を持つ企業がシステムを一斉導入する場合や、遠隔地からシステムにアクセスしたい場合に便利です。
また、PCだけではなくスマートフォンやタブレットからもアクセスできるシステムも一般になりつつあります。その場合、それぞれの機器毎にメニュー画面の見え方や見える範囲、入力のしやすさなどが異なるということを理解しておく必要があります。「どのデバイスに対応するか」といった仕様を策定しておくことによって、今後のトラブルを防ぐことが出来るのではないでしょうか。
webサービスやスマートフォン用のアプリなどでは、ユーザーのためにUIデザインで使いやすさを考えることが当たり前になってきています。しかし、業務システムではまだまだUIデザインの必要性を重要視しているケースは少ないと思われます。これは、業務システムの技術力を重要視したため、UIデザインが軽視され、システムが使いづらくなっていると考えられます。業務システム開発者は、システムを開発することが仕事であり、システム開発とUIデザインではスキル内容が異なりますので、技術力とデザイン力の両方を兼ね揃えている企業は少ないでしょう。
エイ・エヌ・エスでは、システム開発とUIデザインの両方を兼ね揃えています。お客様の企業利益を優先とし、業務システムのデザインを行います。
お客様の生産性・効率性を向上させるシステムを、ユーザー主体設計をもとに、UIデザイン・UXデザインの技術を取り入れたユーザーの利用目的、ニーズに沿って業務課題を解決します。 まずは、現在の状況・悩みをご相談ください。