WEBサイトやアプリ、業務システムなど、デザインを行う対象は様々ですが、デザインをするにあたって、「ユーザーにとっていかに使いやすいものにするか」は大変重要です。“使いやすさ”の指標としてUIがありますが、UIと一口に言っても「何を目的としているか」や「誰をターゲットにするか」によって行うべきUIデザインも変わってきます。今回はUI設計を外注する際に気を付けたいポイントについてお伝えします。
UIデザイン会社とパートナーシップを組むにあたり、現状の課題やデザインの目的を明確にし、具体的な目標を設定することが重要です。なぜなら、課題点や目的をしっかり外注先に伝えないと十分な導入効果が得られず、再度やりなおす羽目になってしまいます。無駄なコストをかけないためにも、事前に社内で課題点や目的を明確にしておく必要があるでしょう。さらに、具体的な目標を設定することも重要です。例えば、WEBサイトであれば「現状コンバージョン数が少ないので、今の3倍のコンバージョン数を目指したい!」やアプリであれば「スマホアプリのデザインをリニューアルすることで決済額を二倍にしたい!」などです。できるだけ具体的にすることで、外注先はデザインのイメージを膨らますことができるうえ、相互の食い違いをなくすためにも必要な工程と言えます。
そもそもUI設計とは企業とユーザーとの接点を創出させるための設計のことです。どのようなユーザー(業種、職種、役職、年齢、性別等)との接点を創出し、どのような効果を得たいのかをしっかりと明確にしておきましょう。
どのような点に注意して外注先を見つければよいのでしょうか。3つのポイントをお伝えします。
・費用面のみで選ばない
安いことは確かに魅力的な点の一つです。安くても十分要望をかなえてくれる場合はありますが、デザイン作業には時間や手間がかかります。「安い」ということは、時間や手間をかけない、つまりテンプレートの使用などでコストを抑えているケースがあります。予算がかけられない場合や早く完成させたい場合はテンプレート使用によってデザインすることも一つの方法ですが、本来のデザインの目的を損なわないようにしましょう。
・得意分野を見極める
制作会社にももちろん得意不得意があります。例えばスマートフォンのアプリのデザインを作りたければ、アプリデザインに特化した会社に依頼するべきです。どのようなデザインに強いのか、またどのようなテイストのデザインを行う会社なのかはHPや口コミでしっかりと確認するようにしましょう。
・実績を見る
制作会社の実力はデザイン実績を参考にします。HPの導入事例などを確認することで実績を確認することが可能です。デザインに振り幅があったほうが信頼性は高いといえるでしょう。
イノベーションデザインラボではエンジニアとデザイナーが初期段階からユーザー主体設計(User Centered design)をベースに、UIデザイン・UXデザインの技術を取り入れたユーザーの利用目的、ニーズに沿った設計志向で業務課題を解決します。
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