販売管理システムの導入メリットと選定のポイント

販売管理と一口に言っても、見積業務、受注業務、出荷業務、売上業務、請求・入金業務、在庫管理、仕入れ業務など、業務内容は多岐にわたります。このような多くの業務をそれぞれ人の手で管理してしまうとミスが発生したり、リアルタイムでの共有が難しいなどといったデメリットがあります。販売管理は業界・業種を問わず商品を販売するために必要な一連の流れの管理です。企業活動において核となる業務について正確に管理をするためにも販売管理システムの導入は必須といえるでしょう。今回は販売管理システムを導入することで得られるメリットや選ぶうえでのポイントをお伝えします。

導入のメリットとは?

最大のメリットは「業務効率化」です。上述したように、販売管理には在庫の管理だけでなく、見積や受注、請求の業務など多くの工程が含まれます。これらの業務に一人一人担当者を割り振って管理をしていると、ミスをする可能性が高まるのはもちろんのこと、相当な労力や時間が必要となります。その点システム化してしまえば、受発注や請求などのデータ入力が自動化され、ダブルチェック等の手間を省くことができるため、効率化に役立ちます。効率化により空いた時間をほかの業務に当てることができることもメリットの一つです。さらに業務効率化により利益率の向上や、日本で問題視されている残業時間の削減にもつながるでしょう。

また、一連の流れをまとめて管理することでデータの処理が素早くできるといったメリットもあります。各業務データ情報をリアルタイムで可視化できるため、拠点が離れている場合でも情報共有が可能です。情報共有が簡単にできる点は、昨今の働き方改革の一環として取り入れられているテレワーク等の推進の後押しにもなっています。

選定の4つのポイント

販売管理システムにはたくさんの種類があります。業種や業界に特化したシステムもあれば、それぞれの企業規模や売り上げ規模に合わせたものもあります。また価格も安価なものから高価なものまで様々です。ではどのようなことを意識して選ぶと良いのでしょうか?

①機能内容が自社に合っているか
まずはどんな機能が必要か洗い出す必要があります。その際に特に重要なのは、業務課題をしっかりと把握しておくことです。

②柔軟なカスタマイズが可能か
どんなに機能が充実していても機能をすべて使いこなせない場合があります。逆にパッケージ製品でカスタマイズができないシステムとなると、欲しい機能が足りず、導入が失敗に終わることも考えられます。①とも関連しますが、必要な機能を洗い出したうえで本当に必要な機能のみを導入できるようにしましょう。

③UIにこだわったシステムか
販売管理システムに限らずほかのシステムについてもいえることですが、使い勝手の良いシステムを選ぶことは大変重要です。中でもUIにこだわったシステムは操作が分かりやすく直感的な操作が可能となります。

④導入後のサポートがしっかりしているか
開発はしてくれても導入後のサポート体制がしっかりしていなければ安心して運用できません。保守サポートの充実度も選定のポイントの一つです。

システム導入で業務効率化を!

このように業務システムを利用することで、生産性向上等の効果が期待できます。上述したポイントに沿ってシステム導入を検討してみてはいかがでしょうか?

エイ・エヌ・エスではUIUXに特化した使い勝手の良いシステムの構築を行っています。また、構築後は手厚い保守体制にてお客様のシステムをサポートさせていただきます。ぜひ、お気軽にご相談ください。

マンガでわかる!イノベーションデザインラボ

contact us

ご相談・お問い合わせはこちら ご相談・お問い合わせはこちら