業務システムに欠かせない!アイコンの効果とは?

2020年東京オリンピックで話題になった“ピクトグラム”。競技のマークを人の体で素早く表現していく開会式の演出は記憶に新しいのではないでしょうか?そんなピクトグラムに似ているものに“アイコン”がありますが、アイコンといえば、 パソコンやスマホを開くと並んでいるアプリのマークを思い浮かべると思います。アイコンはWEBデザイン、アプリデザイン、業務システムのデザインにおいて大きな役割を担っています。今回はデザインにアイコンを用いる効果についてお伝えします。

アイコンとは?

そもそもアイコンとピクトグラムの違いは何なのでしょうか。
アイコンとはものや機能を視覚的にわかりやすい図柄で表したマークのことです。代表的なものにスマホアプリの画面上でメールや電話、SNSなどの機能を表したものがあります。つまり、ものや機能を視覚的にわかりやすく表現したものといえるでしょう。
一方ピクトグラムとは情報や案内、注意を促す記号のことです。アイコンはパソコンやスマホ上のマークですがピクトグラムは公共の空間で誰が見ても分かりやすく表現されたものになります。非常口のマークやトイレのマーク、道路標識などが代表的な例です。表現する対象や目にする場所といった違いはあるものの、視覚的な図柄で直感的に誰もがわかるように表現する点はどちらも共通しています。

アイコンが与える3つの効果

デザインにアイコンを用いる効果をご紹介します。

1.情報を素早く認知させることができる
文字で表現するよりもアイコンで表現したほうがパッと見で認識できます。例えばスマホアプリが文字のみで表示されていたら探すまでに時間がかかると思います。特にいくつもインストールしている場合は探すのが面倒です。その点文字だけでなく視覚的にわかる情報を加えることで探す時間も省くことができ、結果的にUIやUXの向上にもつながるでしょう。

2.デザイン性が上がる
アイコンはピクトグラムと違って色を多用することもあります。業務システムなど操作性や可読性が重要視される場合には一色や二色程度が無難ですが、HPに少し色味を加えたい場合やにぎやかな雰囲気を出したいときには、何色か用いてデザイン性を向上させることもできます。

3.サービスの魅力を作り出す
例えばTwitterを開くと、ページの下にアイコンが並んでいると思います。ホームのアイコンは鳥の巣で表現されており、Twitterの青い鳥の巣を表していると同時にホーム=戻る場所という部分をうまく掛けたデザインになっています。このようにアイコンはブランドにデザインの一貫性を持たせ、魅力を作り出す効果もあるといえます。

分かりやすいシステムを

アイコンはユーザーに直感的な理解を助ける一つの方法です。業務システムを導入する際には誰にでもわかりやすく、操作性の良いものを選んでいく必要があります。

エイ・エヌ・エスではUIUXの観点から、ユーザー中心設計でわかりやすさに特化した業務システムの構築を行っています。システムに関するお悩み、またシステムのデザインについてのご相談はぜひお気軽にお問合せくださいませ。

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