ユーザーフレンドリーなシステム開発を

「ユーザーフレンドリー」という言葉を耳にしたことはありますか。

システムを開発していく上で、使いにくいシステムを作ろうとする開発者はいないと思いますが、使いにくいシステムがあるということは事実です。 2019年3月に「単なる”使いやすさ”ではない本当の「ユーザーフレンドリー」の意味」というコラムを掲載しています。ここにも書かれているように、ユーザーフレンドリーはただ単に「使いやすさ」という意味だけではありません。

ユーザーフレンドリーなシステムとは

では、ユーザーフレンドリーなシステムとはどのような意味があり、どのようなシステムのことを指すのでしょうか。

一見分かりやすそうな画面であっても、業務上必要な機能が不足している場合、ユーザーは機能が物足りず、使わなくなってしまう可能性があります。また、多機能で業務に必要以上の機能を備えている場合、実際に使いたい機能がすぐに分からず、後に使わなくなってしまうことが考えられます。真の使いやすい、ユーザーフレンドリーなシステムとは下記のようなシステムではないでしょうか。

・業務で必要な機能が過不足なく実現されている。

・ユーザーに対して、適切なUIが用意されている

・上記を満たすシステムの仕組みになっている

システムを使いやすくするためには、ユーザー側がやりたいことを適切に行えるということが大切です。そのためには、ユーザーが業務上やるべきことを正しく見極める必要があります。 ユーザーがシステムでやるべきことを見極めていても、必要な機能を過不足なく開発することはなかなか難しいと考えられます。実際のシステム開発では、機能の不足を恐れて「あると便利かもしれない機能」を追加しがちだからです。

UIを考えてみると、気の利いた機能でも不要となり、機能を作らないことでユーザーフレンドリーなシステムになり得るのではないでしょうか。

適切なユーザー想定

ユーザーの業務上の要求が明確になり、必要な機能が明らかになったら、UIで最も業務を追行しやすいようにシステム開発をしていきます。ここで最も大切なことは、ユーザーを適切に想定することです。

例えば、金融システムでネットバンキングの場合、ユーザーは事前にトレーニングを受けているわけではなく、画面を初めて利用する人が多いです。そのような場合は、初めて見ても分かりやすく使える必要がある。そして確認画面を多くするなど、操作時間がかかるようなデザインになっていても問題ないと考えられます。

一方、コールセンターのオペレーターは事前に訓練を受けているため、電話を受けながら画面を操作して最短時間で必要な入力や検索を行えることが重要です。そのため、画面は見やすく操作時間がかからないデザインが必要と考えられます。

前述したように利用するユーザーによって、使いやすく見やすい画面の尺度は異なるため、まずは対象ユーザーを具体的かつ適切に想定して、そのユーザーの立場に立って考えることが大切です。「単なる”使いやすさ”ではない本当の「ユーザーフレンドリー」の意味」でも書いている通り、目的や状況、ユーザーに合わせて最適化すべきものなのです。

使いづらいシステムを利用し続けることは、労働時間や社員の士気に直接的に影響します。常にユーザーを意識し、UI/UXでユーザーフレンドリーなシステム開発が理想と考えられます。

イノベーションデザインラボでは、お客様の生産性・効率性を向上させるシステムを、ユーザーの利用目的、ニーズに沿った設計志向で業務課題を解決します。まずは効果を可視化することが大切です。

システムの見直し、デザインの見直しをして見てはいかがでしょうか。 IT活用・システムデザインに関するお悩みはお気軽にご相談ください 。

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